大雪で立ち往生したら車内でどう待つ?マフラーが埋まると1分24秒で危険

雪に埋もれた青い車の写真に、「1分24秒」を大きく入れた記事タイトルの文字を重ねたアイキャッチ画像 お役立ちコラム
この記事の要約

大雪で動けなくなったら、まず助けを呼びます。車の中で待つあいだは、マフラーの周りの雪を取り除き、エンジンをできるだけ切ります。

マフラーが雪でふさがると、排気ガスが車の中に入り、一酸化炭素中毒になるおそれがあるからです。

雪に埋めた車の実験では、わずか1分24秒で一酸化炭素が危険を知らせる値に届きました。

危ないからといって、車の外へ歩き出すのはやめます。吹雪の中では進む方向が分からなくなるからです。

冬に車で出かける方に向けて、止まったあとの待ち方を書いています。いま動けない方は、最初の章だけで足ります。

動けなくなったら、まず助けを呼ぶ

動けなくなったら、先に後ろの車へ知らせます。ハザードランプを点けて、停止表示板や明るい色の布を出します。

警察・消防かロードサービスに電話をかけて、助けを頼みます。電話ではいまいる場所を、できるだけ正確に伝えます。

自分で車を抜く方法と頼み先の話は、次の記事にまとめています。

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車の中で待つときは、マフラーの周りの雪を取り除く

マフラーが雪でふさがると、排気ガスが車の中に入ります。排気ガスには一酸化炭素が入っていて、吸い込むと中毒になります。

雪に埋もれた青い車の写真。大雪で動けなくなったときは、マフラーの周りの雪に注意します。

雪に埋めたガソリン車の実験では、わずか1分24秒で、一酸化炭素の濃度が危険を知らせる値に届きました。実験はエンジンをかけたままの車で行いました。60分以内に計測器の上限も超えました。

そのためマフラーの周りの雪は、こまめに取り除きます。降り続けているときは、マフラーがまた埋まるので、何度も見に行きます。

車の後ろに出るときは、後ろから来る車に気をつけます。

エンジンはできるだけ切る。窓を開けても安全とは言えない

待っているあいだは、エンジンをできるだけ切っておきます。

車が雪に埋まったときは、エンジンを切っても、車の中の温度はそれほど下がりません。雪が熱を逃がしにくくするからです。

どうしても暖房が要るときは、先にマフラーの雪を取り除いてから、短い時間だけかけます。

窓を少し開けるだけでは、安全になりません。風向きや窓の開け方によっては、閉めているときより危険が高くなります。

車から離れない。離れるのは、逃げ込める場所が見えているときだけ

助けが来るまで、車から離れません。

吹雪の中を歩き出すと、自分の位置が分からなくなって遭難する危険があります。道路に出ると後ろから来る車にはねられる危険もあります。

人の家や店など、逃げ込める場所と助けてくれる人が、はっきり見えているときだけ離れます。

車を離れるときは、連絡先を書いた紙を車の中に置き、車の鍵を付けたままにします。除雪や救助の邪魔にならないようにするためです。

立ち往生に備えて積んでおくもの

立ち往生したときのために、次のものを積んでおくと助かります。

  • 毛布
  • 防寒着
  • 使い捨てカイロ
  • スコップ

スマホを充電しておき、飲み物と食べ物も用意します。

積んでおくものの順番は、次の記事にまとめています。

北海道の冬、車に何を積む?まずは雪落としとスコップ、次に防寒具
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動けなくならないための運転の仕方は、次の記事にまとめています。

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よくある質問

電気自動車は、ガソリン車と同じ危険がありますか?

電気自動車は排気ガスが出ません。雪に埋めた実験では、60分間、車の中の二酸化炭素は0.1%を超えませんでした。雪でドアが開かなくなるので、雪かきと換気は要ります。

待っているあいだは、体を動かしたほうがいいですか?

同じ姿勢が続くと血の流れが悪くなります。足首を回す・かかとを上げ下げする・膝を曲げ伸ばしする、などで血行を保ちます。

高速道路で動けなくなったら、どこに電話しますか?

非常電話か携帯電話の「#9910」にかけます。非常電話は高速道路に1kmごとにあります。

まとめ

  • 動けなくなったら、まず助けを呼ぶ。後ろの車に知らせて、警察・消防かロードサービスに電話する
  • 車の中で待つあいだは、マフラーの周りの雪を取り除き、エンジンをできるだけ切る。窓を少し開けるだけでは、安全にならない
  • 車から離れない。逃げ込める場所と助けてくれる人が見えているときだけ離れる

冬に乗る車を探している方は、雪の多い地域を走るかどうかを、下の枠から相談できます。

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