車が欲しいけど買えない。そう感じる理由は、人によってまったく違います。お金の問題に見えて、実は審査の問題だったということも珍しくありません。
車が買えないとき、何から手をつければいいのかが分からない。そのまま時間だけが過ぎてしまう、という状態が起きやすいのがこの悩みの特徴です。
この記事では、車が買えない理由を代表的な6つに整理します。理由が違えば、次にやることも変わります。まずは自分がどれに当たるのかを切り分けるところから始めてください。
「車が買えない」の切り分け|お金の壁と審査の壁
車が買えない理由は、大きく「お金の壁」と「審査の壁」の2系統に分かれます。どちらの壁に当たっているかで、次にやることがまったく変わります。
代表的なものを挙げると6つです。お金の壁が3つ、審査の壁が3つ。この記事では、この6つを1つずつ切り分けていきます。
| 壁の種類 | 代表的な理由 |
|---|---|
| お金の壁 | 頭金が用意できない/月々の上限額が決まっていない/維持費を含めた総額が読めない |
| 審査の壁 | 他社のローンに通らなかった/保証人を頼める人がいない/過去の延滞や債務整理が気になる |

6つのうち複数に当てはまる方もいます。その場合は、先にお金の壁から整理すると話が進みやすくなります。月々に出せる金額が決まらないと、審査の相談も具体化しないためです。
お金の壁|頭金・月々の支払額・維持費
お金の壁は「お金が足りない」ではなく、「金額が決まっていない」ことが原因になっている場合が多くあります。決まっていない金額は、誰にも見積もれません。
ここでは頭金・月々の支払額・維持費の3つを、自分に当てはまるかどうかで見分けていきます。
頭金が用意できないケースの見分け方
このケースかどうかは、「いくら必要か聞いたことがあるか」で見分けられます。金額を確かめないまま「用意できない」と判断している方は少なくありません。
頭金は、選べる車種や支払プランの幅に関わる要素です。用意できる金額によって、組み立てられるプランが変わります。
いつ払うのか、分けて準備できるのかも、条件によって変わります。頭金の考え方と、頭金なしで相談する場合の整理は別の記事にまとめています。

月々の上限額が決まっていないケースの見分け方
見分け方は単純です。「毎月いくらまでなら無理なく払えるか」を数字で答えられるかどうか。答えが出てこない場合は、ここに当たります。
車両価格から考え始めると、月々の金額は後から決まります。順番が逆になると、支払いが生活を圧迫しやすくなります。
先に月々の上限を決めておくと、車種の候補も自然に絞り込めます。金額の決め方は、次の記事で具体的に扱っています。

維持費を含めた総額が読めないケースの見分け方
車両価格は払えそうなのに購入へ踏み切れない場合、読めていないのは買った後の費用です。税金や車検、保険などが持ち続けるかぎりかかります。
維持費は車種や年式によって差が出ます。どの区分が有利かは項目ごとに入れ替わるため、1つの項目だけを見て結論を出さないでください。
金額を並べて見比べたい方に向けて、税金・車検・自賠責をまとめた記事を用意しています。

審査の壁|他社での否決・保証人・過去の信用情報
審査の壁も3つに分かれます。他社で通らなかった、保証人を頼める人がいない、過去の記録が気になる。どれに当たるかで、確認する先が違います。
その前に、そもそも審査で何を見られるのかを知っておくと、自分の状況を整理しやすくなります。審査で見られる点をまとめた記事があります。

他社のローンに通らなかったケースの見分け方
すでに申し込んで断られた経験がある方は、ここに当たります。ただし断られた理由は、通常ご本人には伝えられません。
理由が分からないまま心当たりを1つに決めつけると、確認する場所を間違えます。信用情報が原因だと思っていたら、収入と希望額のバランスだった、ということも起こります。
もう1つ気をつけたいのが、短い期間に何社も申し込むことです。CICでは、クレジットやローンを申し込んだ事実(申込情報)を、照会日から6ヶ月間保有すると公表しています。
断られた後に何を確認すればよいかは、別の記事で順を追って整理しています。

保証人を頼める人がいないケースの見分け方
「保証人がいないから無理だ」と考えて相談自体をやめている方は、ここに当たります。保証人と連帯保証人では、法律上の責任の重さがまったく違います。
違いを知らないまま重いほうを想像して、諦めてしまうケースがあります。まずは言葉の意味を正確に押さえるところから始めてください。
なおジャパン合同会社では、審査内容によっては、頭金や保証人などの条件を見直すことで、契約可能なプランをご提案できる場合があります。
保証人と連帯保証人の違いは、民法の条文をもとに整理した記事があります。

過去の延滞や債務整理が気になるケースの見分け方
過去の支払いの遅れや債務整理が頭に浮かんで動けない場合、ここに当たります。ただし記憶と記録は、必ずしも一致しません。
何年前に何があったかを正確に覚えている方は、多くありません。事実は、信用情報機関への開示請求で確認できます。CICは情報開示の手続きを公式サイトで案内しています。
先ほどの申込情報とは別枠で、より長い期間残る記録もあります。信用情報と車の購入の関係は、次の記事にまとめています。

債務整理は、手続きの種類によって車の扱いが変わります。手続きごとの違いを整理した記事も用意しています。

借金や債務整理そのものの判断は、車屋の領分を超えます。込み入った事情がある場合は、弁護士・司法書士などの専門家や法テラスにご相談ください。
予算に合う車が見つからないときの探し方|在庫から選ぶ以外の選択肢
ここからは、6つのどの壁に当たる方にも共通する次の一手です。予算に合う車が見つからないのは、探し方の問題であることがあります。
店頭に並んでいる在庫から選ぶ方法だけが、車の探し方ではありません。希望の条件を先に伝えて、オークションなどから探す注文販売という方法もあります。

ジャパン合同会社でも、フィットやセレナを店頭在庫ではなくオークションから探して納車した例があります。これは一例であり、かかる期間は、車種や状態、タイミングによって異なります。
希望の条件を先に決めておくほど、探す精度は上がります。注文販売の仕組みと流れは、専用の記事にまとめています。

「今は買わない」という選択肢|時期をずらす判断と、待つ間にできること
どうしても条件が噛み合わないときは、時期をずらすという判断も選択肢に入ります。生活を圧迫する支払いを組んでしまうより、落ち着いた進め方です。
ただし、何もせずに待つ意味はほとんどありません。待つ間に手を動かしておくと、次に動くときの条件が整いやすくなります。
- 信用情報の開示請求で、自分の記録を事実として確認しておく
- 頭金を用意しておく(一度にそろえられなくても、分けて準備した例があります)
- 希望車種を1台に固定せず、条件の近い車種まで候補を広げておく
頭金を分けて用意した例は、個別のご相談にもとづく一例です。契約可否や条件は個別の審査によって異なります。
ただし通勤・通院・子どもの送迎など、車がないと生活が回らない場合は、待つこと自体が別の負担になります。
自社ローンという選択肢|「審査に通すこと」ではない目的
自社ローンは、販売店が自社で分割払いの契約を扱う仕組みです。信販会社を通さないため、審査で見るところも一般的なカーローンとは変わってきます。
ジャパン合同会社は、この自社ローンで中古車を販売しています。当店が置いている軸は、審査に通すことではありません。納車した後も払い続けられるプランを、一緒に組み立てることです。

実際に、当初のご希望では支払いのバランスが合わず、月々の金額と車種を見直して契約に至った例があります。希望どおりの車ではありませんでしたが、生活を圧迫しない範囲に収まりました。
これは一例であり、審査結果は個別の状況によって異なります。
自社ローンの仕組みそのものを先に知りたい方に向けて、別の記事で詳しく説明しています。

他社でローンを利用できなかった方もご相談ください。契約できるか分からない段階でも相談可能です。契約可否や条件は個別の審査によって異なります。
よくある質問
車が買えないとき、まず何から確認すればいいですか?
毎月いくらまでなら無理なく払えるかを、先に決めてください。金額が決まると、車種の候補も、相談すべき相手も絞り込めます。車両価格から考え始めると順番が逆になり、判断がつきにくくなります。
年収がいくらあれば車は買えますか?
年収の額だけで決まるものではありません。毎月出せる金額と、維持費を含めた総額とのバランスで判断します。同じ年収でも、他の支払いの有無や希望する車種によって結論は変わります。
他社のローンに落ちた理由は教えてもらえますか?
一般に、金融機関や信販会社が審査に通らなかった理由を個別に開示することはありません。審査基準は各社が独自に定めているためです。ただし、ご自身の信用情報は信用情報機関へ開示請求して確認できます。
まとめ|6つの理由と、理由別の次の一手
車が買えない理由は、お金の壁と審査の壁に分かれ、代表的なもので6つあります。どれに当たるかで、次にやることが変わります。
| 理由 | 見分けるポイント | 次の一手 |
|---|---|---|
| 頭金が用意できない | 必要な金額を聞いたことがあるか | 頭金の考え方を確認する |
| 月々の上限額が決まっていない | 毎月払える額を数字で言えるか | 先に月々の金額を決める |
| 維持費を含めた総額が読めない | 買った後の費用を把握しているか | 総額で費用を見比べる |
| 他社のローンに通らなかった | 断られた経験があるか | 断られた後の確認事項を整理する |
| 保証人を頼める人がいない | 保証人と連帯保証人の違いを知っているか | 言葉の意味を正確に押さえる |
| 過去の延滞や債務整理が気になる | 事実を記録で確認したか | 信用情報を開示請求で確認する |
自分がどれに当たるのかが決まれば、動き方も決まります。切り分けがついていない段階でのご相談も受けています。
月々の希望支払額や希望車種が固まっていなくても構いません。現在の状況をお聞かせいただければ、無理のない支払プランを一緒に検討します。
まずは現在の状況をご相談ください
契約できるか分からない段階からご相談いただけます。現在の収入や、希望する月々の支払額・車種をお聞かせいただければ、無理のない支払プランを一緒に検討します。他社でローンを利用できなかった方、過去の信用情報に不安がある方からのご相談にも対応しています。
無料仮審査フォームは入力約1分です。
最初はお名前を送るだけでOKです
【LINEで相談したあとの流れ】
①友だち追加して、お名前を送ってください
②担当者から、仮審査に必要な質問をお送りします(希望の車種、月々の支払額、お勤め先など)
③質問への回答と、免許証などの写真を送っていただくと、仮審査に進みます
返信の目安:営業時間内(9:00〜19:00)は30分〜数時間、夜間・日曜日は翌営業日
お電話でのご相談:011-768-7557/受付時間:9:00〜19:00(日曜定休)
ご提案できる内容は、在庫状況や審査内容により異なります。
相談はまだ早い、という方へ。お店の日常や車の話を、InstagramとXでも発信しています。


